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導入事例:倉庫活用で物流コスト削減と原料調達の一石二鳥効果【S株式会社】

S株式会社
物流部 K氏
企業規模
  • 51〜100名
課題
  • 物流コスト削減
  • 生産性の向上
  • スペース不足

依頼目的・課題

  • 工場に入る道が狭く中型トラックで調達、配送をしているため効率が悪い
  • 工場敷地が狭いので、原料を大量調達することができない
  • 原料の在庫不足で緊急調達などの非効率な緊急対応が起きている

丸栄運輸の提案・結果

  • 県外原料調達先から弊社倉庫までの長距離は大型トラックで大量輸送し、弊社倉庫からお客様の工場までの短距離は中型トラックで配送。効率が上がり、トータル物流コスト削減
  • 高知県内の倉庫に在庫を持つことで、緊急で原料が必要な場合でもすぐに調達可能になった。結果、物流費の削減とラインの効率化の両方を実現した。

概要

高知県内で工場を持ち、製造を行っている製造メーカーS株式会社様。

以前は他の運送会社様で輸配送を行っていたが、今回、物流のコストの見直しをしたいということで弊社に相談がありました。今回は倉庫を活用し、課題を解決した成功事例をご紹介します。

S社様の物流課題

製造業の物流課題には、在庫管理の複雑さや運送コストの高騰、納期遅れなどがあります。これらの課題が解決されないと、製造業の生産性や利益に影響を与えることがあります。

S社様の工場には、道が狭いため中型トラックでしかアクセスできず、県外からの原料は中型トラックで調達していました。また工場敷地もスペースに余裕は無く、大量の原料をストックすることが難しいため、調達の数量を調整しながら運用していました。その結果、輸送効率が落ち、1個あたりの配送単価が高くなる、原料の在庫不足で緊急調達が必要になるなど、非効率な状態が続いていました。

課題解決の提案

そこで弊社からご提案させていただいたのは、高知県内の外部倉庫まで大型トラックで大量輸送し、倉庫から工場までを中型トラックで配送するという形です。

外部に保管スペースを持つことで、大型トラックで一度に大量の原料を調達できるようになり、1個あたりの配送単価を下げることができます。さらに、一括仕入れによる仕入れ単価を下げることもできました。

また、高知県内の倉庫に原料をストックすることで、緊急時でもすぐに調達できるようになりました。以前は、原料調達が間に合わず、ラインの効率を下げざるを得ないこともありましたが、これにより、非効率な緊急調達の頻度が大幅に減り、物流全体の効率化を達成しました。

新たに倉庫保管費がかかるようになりましたが、輸配送の費用が下がった分、トータルの物流費は下がりました。それだけでなく、県外から原料を調達してくるリードタイムと比較すると、高知県内の倉庫に保管しておいて工場まで配送するリードタイムだと圧倒的に柔軟性があるので、こちらのメリットも喜んでいただけました。

まとめ

今回は高知県内の製造業様のトータル物流削減の成功事例をご紹介しました。

下記のような特徴が当てはまる会社様は、この事例のようにコストを削減できる可能性かもしれません。

  • 工場までの道路が狭く、大型トラックが通行出来ない
  • 工場の敷地が狭く、在庫を十分に持てない

それ以外の会社様でも物流の仕組みを変えるだけでトータルの物流費が下がる可能性はあります。「自社も物流コストが下げられるだろうか?」「物流コストを下げたいが方法がわからない」という方には、今なら無料で個別物流相談を行なっております。ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。

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